香水の偽造品

令和6年8月5日、愛知県警察本部は、ネットショップでブランド品と偽った香水を販売したとして、詐欺及び商標法違反の疑いで名古屋市西区在住の香水の通信販売会社社長を逮捕した。(同被疑者は、当該の会社名義で新型コロナ対策の雇用調整金を不正に受け取ったとして、詐欺事件でも逮捕、起訴されている。)
大手通販サイトに著名ブランドの香水の画像を掲載し、ブランド名が書かれた小型の携帯ボトルに、自社工場でアレンジした香水を詰めて販売していたという。瀬戸市にある工場から押収されたマニュアルには、正規品にエタノールなど別のものを混ぜて薄めたりする方法や調合の割合などが記されていた。警察の調べでは、約1年間で約12億円の売上げがあった。