大谷選手の偽ユニフォーム
2024年10月10日、福島県いわき東警察署は、米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手の「ナイキ」ロゴ入り偽ユニフォームをインターネットで販売したとして、商標法違反の疑いで島根県益田市の男性(44)を逮捕した。同年4月にサイバーパトロール中の捜査員が、大量のユニフォームが相場より安価に出品されているのを発見し、メーカーに確認したところ偽造品と判明。9月に行った自宅の捜索では、大谷選手やチームメイトの山本由伸選手の偽ユニフォームやチームパーカーなど1、188点が押収された。仕入れは中国など海外からとみられ、売り上げはこれまでに約1,000点、計約800万円にのぼるとのこと。
同年10月、東京税関も関税法違反容疑で同被疑者を福島地検に告発した。「ナイキ」の偽ロゴが入った大谷選手のユニフォームを複数回にわたって中国から輸入しようとしていたが、回数があまりにも多いため税関の職員も不審に思い調査対象となっていた。男性は、1着約4,500円で購入したものを、11,000円程度で販売していたという。
2025年1月27日、懲役1年6月、執行猶予3年、罰金50万円の刑が確定した。
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